春合宿開始

部活の春合宿が開始。一日目、片山津・加賀コース。一日中雨であった。
 1ホール:ロングホール。ティーショットはドライバー。少し、テンプラ気味ではあった。
      220ヤードほど飛んだと見る。第一打としては十分であろう。
      第二打をスプーン(3番ウッド)にて飛ばそうと考える。はい、リキんだ・・・。怒トップ。
      第三打。残り、180ヤードほど。ここはなるべくグリーンに乗せたいと思う。
      ヘブン(7番ウッド)を握り締め、振りぬく。見事に飛んだ。右へ・・・。OB也・・・。
      寂しさをこらえつつ、アイアンにて手堅くグリーンに寄せる。
      アプローチよらず、不調なるパット。結果、大叩き。
      「まぁ、第一ホールなのだから、ここからここから…」と自分を激励。だけど、悲しい。
 2ホール:短めのミドルホール。ティーグラウンドから見て、左に曲がったところにグリーンがある。
      この場合の常套手段として、ティーショットをフェアウェイのやや右寄りにボールを
      落とすこと。王道的方法を確認。即実行。
      ティーショット、なかなかいい当たりであった。弾丸のようにボールは”左”へと飛んでいった。
      思い通りにならない。これがゴルフである。
      幸運なことにボールはフェアウェイ。残りはショートアイアンの距離。
      9番アイアンを握る。最近は9番アイアンをよく練習する。人知れず、にんまりと笑う。
      ここから、グリーンに乗せて、余裕のパー。もしくはバーディー!
      ボールに対し、しっかり構え、いつものように楽に振る。いつものように楽に振る。
      ボールの手前の土をかすってしまった・・・。
      アイアンのヘッドが土の衝撃に負けて、かぶるようにして、ボールに当たった。
      なんとか上空に飛び上がったボールが見事なフック回転により左へと曲がっていく。
      その後、不調なるアプローチ、パット。結果、大叩き。
 3ホール:ミドルホール。単調なほどまっすぐで、グリーンは若干打ち下ろしであるため、セカンド地点からは狙いやすい。
      フェアウェイも広く、ドライバーで思いっきりかっとばせる!
      と、いうわけで、ティーショット・ファイヤー!
      「ああ・・・」と感嘆の声を上げたくなるようなすばらしい当たりであった。
      若干左へ引っ掛けてはいるが、まっすぐ飛んでいく。なんていい球筋。
      フェアウェイから外れて、ラフへとはいっていくが、それでもいい球筋。
      自分にうっとり、ドライバーに感謝、雲で見えない太陽に敬礼。
      うきうきしながら、ボールへと向かう。スキップしたくすらなっていた。が、さすがに我慢。
      フェアウェイを外れたようだが、いい当たりだったから、よしとする。
      ラフでも何とかなるでしょう。とにかく、いい当たりのティーショットであった。もう、いい気分であった。
      そして、我が愛しきボールを発見。フェアウェイにはなかった。そして、ラフにもなかった。
      なぜか、そこにあるクロスバンカー。見事に真ん中に鎮座している白きボールは、間違いなく我がボール。
      バンカーの中にあった。砂の中にあった。そして、埋まっていた。半分ぐらい埋まっていた・・・・・・。ギャーー!
      とにかく、そのあとはメロメロにやられました。

 この後、18ホールまで続くが、寂しくなってきたので、ここまでとする。というかしたい。
 終わってみると、スコアは残念な結果といえても、決して”悲惨なものではなかった”ということだけ、書いておこう。
 うん、悲惨ではないはずだと思い続けて、自己暗示をかけ、確信した。。
 スイングを見ても、決して悪いとは思わない。ただ、アプローチ、パットがうまくかみ合わない。
 やはり、ゴルフは最終的にはアプローチ、パットにてスコアメイクをするのだと実感。
 「だったら、アプローチ、パットができなかった今回のラウンドは良しと言えないのでは?」という声が聞こえてくる。
 しかし、認めたくないので、幻聴ということで始末してしまう。はい、さようなら。でも、練習しておかないと…。